沖縄や国内リゾート婚でのゲストの旅行費用「お車代」は招待前に新郎新婦の方針を明確に決めよう

沖縄や国内リゾート婚でのゲストの旅行費用「お車代」は招待前に新郎新婦の方針を明確に決めよう

沖縄などの国内リゾートで結婚式を計画する際、費用で頭を悩ませてしまうお車代負担の考え方や負担方法は、新郎新婦によってさまざまです。国内であればゲストも招待しやすいですが、沖縄県外からゲストが参加する場合、航空費や滞在費はかなりの額になることが予想されます。が、まずは遠くから時間を割いて参加してくれるゲストに対しての感謝の気持ちが大切です。遠方からお祝いにかけつけてくれるゲストの負担を少しでも軽くして喜んでもらえるように配慮していきましょう。

沖縄など国内リゾート婚でのお車代の負担方法と相場金額

国内リゾートウェディングを行った先輩カップルに聞くと、次の3つの考え方が主流のようです。

 

・旅費、宿泊費の一部を負担する
・旅費、宿泊費ともに全額負担する
・旅費、宿泊費を一切負担せず、ご祝儀を辞退する

 

旅費、宿泊費の一部を負担する

旅費や宿泊費の一部を負担する方法として、次のような考え方があります。

 

旅費と宿泊費の総額の一部を負担する

旅費と宿泊費の総額のうち、1~数万円をゲストの距離や航空費に応じて一律負担する方法です。東京から来るゲストであれば2万、東北から来るゲストであれば3万など、遠さに応じて負担額を決めます。

 

旅費または宿泊費のどちらかを負担、手配する

宿泊費または旅費のどちらか一方を全額負担する方法です。宿泊はまとめて手配すると割引が利く場合もあり、宿泊費を持つカップルも多いようです。

 

旅費、宿泊費を全額負担する。

招待ゲストが両家の親族のみなど人数が少ない場合には、感謝の気持ちを旅に込めて、親孝行や家族旅行として旅費を全額プレゼントする人が多く、旅費、宿泊費をすべて新郎新婦が負担するカップルも多いようです。全額負担の場合でも沖縄であれば、十数名ほどの場合一般的な国内で挙式と披露宴を行うよりも安く済むことがほとんどです。

 

旅費、宿泊費を一切負担せず、ご祝儀を辞退する

ゲストの人数が20名を超えるようであれば、旅費交通費を負担しないという考え方もあります。ただし、この場合は、お車代を負担しない代わりに、ゲストからのお祝いであるご祝儀を辞退するのがマナーです。
また、今回はお車代は出さない代わりにご祝儀は辞退するという形式の結婚式だが、それでも参列してくれるかどうかを、招待する際にまず打診してゲストの意思を確認し、OKであれば改めて招待状を出すような配慮が必要です。

 

沖縄などリゾート婚でのお車代とゲスト招待の際の注意点

沖縄など国内のリゾートウェディングに招待する場合には、招待の前にまず今回の結婚式をリゾート地で行うこと、お車代の負担について明確に説明した上で、それでも来てくれるかどうかの意思を確認する配慮が大人のマナーであり、とても大切です。
特にお車代について不明瞭なまま、出欠を尋ねると、あまり気分が良くないと感じる人もいるでしょう。
リゾート地へ赴くには仕事や都合の調整、休暇申請、飛行機の手配、宿泊の手配などとの兼ね合いも配慮して、最低でも4~3カ月前までには必ず事前に打診しましょう。
その後、意思決定をした人のみに招待状を送るのがスマートです。

 

一般的な結婚式での「お車代」

一般的な結婚式でのお車代とはどのようなもので、どのぐらいを負担するかも合わせて知っておきましょう。

 

お車代とは

「お車代」とは簡単にいうと、ゲストの交通費をこちらで負担する、という意味です。

 

結婚式で協力してくれたゲストにお礼の交通費として

結婚式に協力してくれたゲスト、特に祝辞を述べてくれた双方の主賓と、乾杯の発声をしてくれたゲストには、「お礼」ではなく「お車代」という名目で、一定額を包んで渡す習慣があります。また実際にゲストの自宅から会場までの往復のハイヤーを用意する方法もあります。

 

遠方から参列してくれたゲストにお礼の交通費として

一方、遠方から新幹線や飛行機などを使って駆け付けてくれたゲストにも「お車代」を渡すのが一般的です。ただ現在では、交通費は必ずしも全額を渡す必要はなく、かかった費用の半額程度を目安にすることもあるようです。また、宿泊が必要な場合は交通費の代わりに宿泊代を用意することもあります。

 

遠方から来るゲストのお車代相場

交通費全額、または半額負担、交通費の代わりに宿泊費を全額負担
親族の場合はこれまでの付き合いから判断し、相手に気を使わせない金額を包み、式当日にあいさつを兼ねて手渡します。
親族以外のゲストには、招待の打診の段階で、交通費か宿泊費のいずれかを負担するなどを事前に話をしておきましょう。
お車代は、1万円、2万円などキリのよい金額にするのが一般的です。
「交通費の半額」が目安ですが、端数が出た場合は少し上乗せするなどしてキリのよい額にしましょう。
なお、ご祝儀の場合は「割り切れる」ということで偶数の額はタブーとされていますが、お車代の場合は偶数になっても問題ありません。

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